「クラウドファンディング」一度は聞いたことがある言葉でしょう。
インターネットを通じて不特定多数の人に資金提供を呼びかけ、
趣旨に賛同した人から資金を集める方法です。
私もとある一件で善意で呼びかけ人の趣旨に賛同して資金を拠出したことがあります。
似たような用語で「不動産クラウドファンディング」という言葉があります。
馴染みがない言葉ですね。
不動産クラウドファンディングは事業運営者が主体となって権利を小口化して販売する金融商品です。
お試しで初めて見たところ、株やFXとは違う操作方法に戸惑ったことがありませんか?
今回は「不動産クラウドファンディングの案件応募の手続き」についてご説明していきます。
(目次)
1.応募方式について
不動産クラウドファンディングの案件を確認する際、
まず注目すべき項目として「応募方式」があります。
応募方式は大きく分けて「先着方式」と「抽選方式」があります。
以下、それぞれ両方式について特徴を解説していきます。
①先着方式の特徴
先着方式とは募集開始時刻から応募金額に達するまで応募手続きをした投資家が応募確定となります。
🔶メリット
・自身が投資したい案件で募集が「当選」か「落選」なのか、すぐわかる
・事業者によって募集する時間帯はほぼ決まっており、
投資家が募集時間帯は応募参加できる状態であれば有利
🔶デメリット
・投資家に人気のある事業者or案件であると、募集開始直後から応募が殺到し、
1分未満~数分で完売する現象が頻繁におきる。別名「クリック合戦」と呼ばれています。
・事業者の募集時間帯によっては案件応募に参加できない時もある
🔶体験談 先着方式で案件成立させようとする場合、以下のことを事前にしておきましょう。
・案件募集開始5分前くらいには募集サイトを開いて待機しておいく
・事業者ごとの応募手続きを確認して、効率よくおこなっておく
私はいつもこの手順でやっています。ASSECLIではクリック合戦の攻略法を編み出しました。
ただ対処のしようがないのが事業者の募集時間帯ですね。
私は平日の朝~夕方の時間帯までは仕事のため案件応募しづらい状況です。
スマホからでもできますが、クリック合戦が激しいとサーバーが重くなり投資は非常にやりづらい。
以前当ブログでも多様なる投資機会の創出を事業者向け様にお願いしましたが、
最近は両応募方式を併用する事業者も増えてきていますね。
先着方式は投資成功の勝ち負けをすぐに決める方式ですね。
②抽選方式の特徴
決められた応募期間内に応募手続きをして、後日抽選手続きを経て「当選」か「落選」が決まる。
🔶メリット
・時間に縛られずに自分が好きな時間に案件応募ができる
・案件内容の詳しい詳細をゆっくり確認する時間ができる
🔶デメリット
・人気事業者・応募金額が少額だと「競争率」が非常に高くなり、当選確率が低くなる
・当選は運試しなので、投資家の思い通りに投資できない状況が多々ある
🔶体験談
両方式を比べれば、私は抽選方式の方が好みです。
確かに抽選方式の案件に7連敗をしたこともありますが、当選できると嬉しい気持ちになれます。
やっぱり先着方式は応募時間帯によって投資すら参加できないの」で、まだマシと思っているかもです。
不動産クラウドファンディング事業者がどの方式を採用しているか、
以下の記事でまとめていますので、ご欄ください。
2.入金方式について
案件応募して投資成立したとしましょう、今度は応募金額を事業者に渡す必要があります。
入金方式については「事後入金方式」と「デジポット方式」があります。
それぞれの方式について解説していきます。
①事後入金方式
案件成立した場合は、指定した投資金額分を事業者が指定した銀行口座に振り込みをする
案件が償還した場合は、事業者が投資家に指定口座投資金額分を振り込むことになります。
🔶メリット
・案件応募段階では事前に投資金額を用意しなくていい
・事業者専用の口座(デポジット)のように長期間投資資金を拘束される心配がない
②デジポット方式
事業者が用意した専用口座に投資資金を保管する口座です。
分配金や償還時の元本は事業者が用意した専用口座に投資資金が移動します。
CREALはデジポット口座を採用しています。
デジポット方式の場合は案件数が少ない場合は投資資金が拘束されるデメリットがあります。
私が利用している不動産クラウドファンディングの多くは事後入金方式を採用しています。
3.まとめ
今回は不動産クラウドファンディングの案件応募手続きを解説しました。
不動産クラウドファンディングを始めたのはいいけれども、他の金融商品と仕組みが違うので、
初めてまもない投資家は戸惑ったと思いますし、私もそうでした。
慣れてしまえば何ともないのですが、特に応募方式についてはそれぞれの事業者で
競争率の激しさが違うので何度か投資傾向を考察していったほうがよいと心構えできるでしょう。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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