ある1つのポイントを活用できる複数のサービスのことを「経済圏」と呼んでいます。
今や様々な経済圏がありますが、筆頭はなんといっても「楽天経済圏」ですよね。
しかし楽天モバイル事業への投資補填のためか、改悪が続いております。
そんな楽天王国を揺るがすかもしれない新たな経済圏、それが「PayPay経済圏」です。
今回はこの2つの経済圏をささえる「専用カード」について比較・検討していきたいと思います。
(目次)
1.楽天経済圏のサービス紹介
それでは楽天経済圏についてご紹介をしていきます。
①楽天経済圏とは?
楽天が提供している銀行や証券会社、クレジットカードなどの金融サービスや、
インターネット、携帯電話等など複数のさーびすをりようすることでポイントが貯まる経済圏のことをいいます。
楽天グループを利用するとSPUというポイントが貯まるシステムがあり、
SPUの条件を満たすことで、楽天市場で買い物をしたときに還元率がアップします。
しかし2021年以降SPUを中心に付与条件が都度変更され改悪されております。
詳しくは以下の記事を御覧ください。
2.楽天経済圏の特徴
楽天グループのサービスはいくつあるか?区分として以下のように分けます。
【買い物】【楽会員・ポイント】【スポーツ・レジャー】【マネー・ファイナンス】【暮らし・生活】
【メディア・ツール】【エンターテイメント】【インタネットサービス】【プロパイダ・ネット接続】
すべてのサービスを合わせると現時点では85以上になります、すごいです。
①楽天経済圏のメリットとデメリット
楽天経済圏のメリットとデメリットは以下のことがあげられます。
<楽天経済圏メリット>
🔶楽天経済圏の利用者が多く情報を得られやすい
🔶楽天のサービスでほぼ全ての生活をカバーできる
🔶サービス名が「楽天」とつくので名称がわかりやすい
🔶SPUポイント還元がおトクであること
<楽天経済圏デメリット>
🔶期間限定ポイントの期日が近いためポイントを消費しづらいときもある
🔶サービスやSPU条件の改悪が目立ち、特にSPU達成が困難になっているサービスが多い
特に楽天経済圏ユーザー視点からいえばSPUでお得に生活しているでしょうから、
SPU改悪によって倍率が下がることはかなり痛手になっているでしょう。
③楽天経済圏の基本還元率
楽天経済圏の支払いは基本的にクレジットカードを基本として紹介します。
基本還元率 1%
ネットショッピング還元率 15.5%(楽天SPU)
還元されるポイント種類 通常ポイント 期間限定ポイント
基本還元率は楽天はクレジットカードカード利用で1%のポイント還元されます。
SPUのサービス・倍率 達成条件 ポイント付与対象等は以下の公式ページで確認してください。
④楽天市場の特典・キャンペーン
主に楽天市場でのセールと「買ったら倍」があります。
「買ったら倍」というのは達成条件として
楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナが勝利した翌日となります。
楽天市場でのセール内容については以下の記事をご確認ください。
3.楽天経済圏はどんな方が利用すればいいのか?
楽天経済圏を利用した方がよいというユーザーの判断材料ですが、
ネットショッピングで楽天市場を利用することが多いユーザーがよいでしょう。
楽天のサービスは多いですが、サービス名が「楽天」で統一され分かりやすいです。
2.PayPay経済圏のサービス紹介
それではPayPay経済圏についてご紹介をしていきます。
①PayPay経済圏とは?
PayPay経済圏とはソフトバンクグループが提供しているサービスが中心となる経済圏です。
ソフトバンクグループの傘下にZホールディングスやPayPayなどの会社があります。
【買い物】【楽会員・ポイント】【スポーツ・レジャー】【マネー・ファイナンス】【暮らし・生活】
【メディア・ツール】【エンターテイメント】【インタネットサービス】【プロパイダ・ネット接続】
楽天よりも規模が大きい企業ですから、すべてのサービスを合わせると想定で100以上になるでしょう。
ただサービス名が統一されていないためにこのサービス名もPayPay経済圏なの?と困惑すのもあります。
①PayPay経済圏のメリットとデメリット
PayPay経済圏のメリットとデメリットは以下のことがあげられます。
<PayPay経済圏メリット>
🔶LINEとヤフーの経営統合で勢いがありますね、当時このニュースは驚きました
🔶楽天経済圏に対抗する第二の経済圏として注目を浴びています
🔶PayPayブランドの展開力とアプリが充実
PayPayで配信されているクーポンが充実しています。
大手の全国チェーン店で使える5%OFFクーポンや、GPS情報を基にした近隣の店舗で使えるクーポンを多数取り扱っています。
🔶PayPayモールとYahoo!ショッピングが高還元率
スマホキャリアをSoftbankもしくはワイモバイルと契約してEnjoyパックに加入している前提ですが、
PayPayモールとYahoo!ショッピングで高還元率で買い物ができます。
<PayPay経済圏デメリット>
🔶楽天SPUの還元率に比べると劣る
🔶サービス名がPayPay等で統一されていないため分かりづらい
特にサービス名ははSoftbank・Yahoo!カード・PayPay・LOHACO・ebookjapanなど、様々なサービスがあるため、
サービス名がPayPayに統一されておらず、非常にわかりずらいの難点です。
🔶ポイント付与上限金額が低い
③PayPay経済圏の基本還元率
PayPay経済圏の支払いは基本的にPayPayでの支払いで計算します。
基本還元率 0.5~1.5%(PayPay STEP)
ネットショッピング還元率 9.5%
還元されるポイント種類 PayPayボーナス(無期限)
PayPayは前月のPayPayステップ条件達成状況によって異なり、最大は1.5%還元となっています。
PayPay経済圏にはPayPayステップという名称があり、達成条件により付与率が違います。
<PayPayステップステージ>
PayPay支払い +0.5%
対象サービス期間 +2%
プレミアム会員 +2%
アカウント連携 +2%
ゴールドメダル獲得 +0.5% or 2%
合計 9.5%
それぞれの達成条件、カウント・適用期間などは以下の公式サイトでご確認ください。
④PayPay経済圏の特典・キャンペーン
PayPay経済圏は主にヤフーショッピングを中心に特典・キャンペーンがあります。
・ストアポイント +1%
・毎週日曜日 +5~10%
・5のつく日 0.5% or 4%
・サンドイッチ +4%
・倍!倍!ストア +5% or +10%
・買い倒れキャンペーン +1~9%
・BB!プレミアム +9%
買いだおれキャンペーンは楽天で言うお買い物マラソンみたいなイメージですが、
ヤフーショッピングは上限設定が低く楽天に比べて高額のお買い物に不向きですかね。
3.PayPay経済圏はどんな方が利用すればいいのか?
PayPay経済圏を利用した方がよいというユーザーの判断材料ですが、
基本的にワイモバイルやソフトバンクを利用している、電子マネーはPayPay、
またネットショッピングはYAHOO!ショッピングやPayPayモールを利用している方でしょう。
今後も楽天経済圏の改悪が予想されるため、次の候補先として考えている方にも向いているでしょう。
3.まとめ
以上、「楽天経済圏」と「PayPay経済圏」についてサービス面で比較・検討してきました。
ちなみに私は携帯電話はソフトバンクですが、クレジットカードは楽天カードであるため
両者の経済圏を併用していくのも今後よいかなと思っておりますが、当面は片方の経済圏に集中します。
読者様はどちらの経済圏を普段ご利用されておりますか?
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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