今の稼ぎ以外に投資で資産を増やしていきたいけど、あまり投資にかける時間もないし、まとまったお金もない。
それにできればリスクもあまり取りたくない。このようにお思いの方、多いのではないでしょうか?
積立投信は、そんな方々にぴったりの投資手法です。
投資に関してはどの雑誌も今や資産運用として「積立投信」をかなり推していますね。
そこで今回は積立投信では定番となった「S&P500」についてご紹介していきます。
(目次)
1.S&P500を知るきっかけ
私が昨年8月にマネックス証券でiDeCo(イデコ)の資料を取り寄せた時に、
掲載されていた運用商品ラインナップの商品名に(S&P500)の文字がありました。
当時は特にその用語のことは知らず、気にしておらず、全体の信託報酬率の低さとカテゴリーごとのバランスです。
・eMAXLS Slim米国株式(S&P500) を積み立て投資の1商品としました。
無知識で自分の好みで選んだのですが、重要な商品を選んだとしったのは数か月に実感するのでした。
2.S&P500とは何か?
TV番組のニュースでは市況情報として「ニューヨーク証券取引所」や「ナスダック」の名称はよく聞きましたが、
私が聞いた範囲では「S&P500」は聞いたことがありません。
S&P500とは?算出開始日は1957年3月4日からで実に60年以上の歴史があります。
主要上場市場が米国の取引所(ニューヨーク証券取引所、NSDAQ等)の米国企業で、
流動性がある大型株から選ばれた500銘柄で構成されています。
特徴としてS&P500は”時価総額”であるため、時価総額の大きな銘柄(大型株)の動きに大きく影響され、
銘柄入れ替えは四半期に1回検討されております。
代表的な企業名として「マイクロソフト」「アマゾン・ドット・コム」「フェイスブック」「ウォルマート」等、
一度は誰しもが聞いたことがある米国の知名度の高い企業が名を連ねています。
S&P500は、株式等に投資をする際に個々の企業動向ではなく、
米国株式市場の動きを全体的に把握したい時などに使用されます。
3.S&P500が注目される理由
S&P500が米国の主要株価指数の1つとして注目されています。
①厳しい採用条件
第一の理由として「厳しい採用条件を設けている」からです。
S&P500への採用条件は以下の通りです。
・米国企業である
・時価総額が53億ドル以上
・四半期連続で黒字利益を維持している
・株に流動性があり、浮動株が発行済株式総曹宇の50%以上ある
このようにS&P500に構成銘柄されるためには、上記の条件をクリアする必要があります。
そうでなければ四半期に一度の銘柄の入れ替え時期で対象外となるからです。
②時価総額加重型
第二の理由として「時価総額加重型」を採用しているからです。
時価総額加重型とは?
基準点と比較し時価総額がどのように増減しているのかわかる指標
S&P500は時価総額加重型のため、時価総額が大きい銘柄の動きに左右されやすい側面があります。
時価総額は株価×発行済株式数で産出されます。時価総額が大きいとS&P500全体の時価総額に占める割合も必然的に大きくなります。
投資信託やETFの中には、S&P500のような株価指数に連動することを目標とした商品があり、
上記でご紹介した「eMAXLS Slim米国株式(S&P500)」も一商品です。
4.なぜ積立投資でS&P500が推奨されるのか?
最大の理由はここ30年はS&P500が力強い成長をしているからです。
下記のグラフをご覧ください。S&P500と日経平均株価のパフォーマンスを比較しております。
日経平均株価はこの30年間ほぼ横ばい状態ですがS&P500はブラックマンデー、
ITバブル崩壊、リーマンショック、新型コロナショックを乗り越えて、上昇カーブをずっと描いております。
投資家、事業者としては確実に儲けられる金融商品として扱えるということで、
S&P500指数に連動する投資成果を目指して運用を行う案件が増えてきている ということです。
今後も当ブログでは「S&P500指数」の動向について追っていく予定です。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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