今回は誰もが知っている名称ですが、ネット銀行の大手「楽天銀行」についてご紹介していきます。
(目次)
1.楽天銀行とは?
元々楽天が設立したのではなく、楽天の事業拡大のために当時のイーバンク銀行を楽天が買収して子会社化しました。
2008年(平成20年)8月4日に、楽天株式会社との資本・業務提携が合意してから動きは加速化しましたね。
私も以前はイーバンク銀行を使っていましたが、数十年使う機会がなかったのですが、数年前に再度活用したら
いつのまにかイーバンク銀行→楽天銀行に名称変更しているのは驚きました。
イーバンク銀行だけでなく楽天が買収した分野は他にもありますが、今回は割愛します。
2.楽天銀行のメリット
楽天銀行は楽天経済圏全体で考えれば中心的な役割を果たしているといえるでしょう。
楽天銀行を使ったときのメリットをご紹介します。
①近くのコンビニATMで24時間365日利用可能
ネット銀行ならではの利点ですね。営業時間を気にせずいつでも利用可能です。
ATM提携企業としてはセブン銀行、イーネット、ローソン、みずほ銀行、イオン銀行等です。
②ATM手数料0円
ATM手数料は入金は3万円以上だと無料になります。3万円未満の入金と出金は基本的には有料です。
しかし、楽天銀行はATM手数料を無料にできる仕組みがあります。
まず個人口座開設後6ヶ月目までは、無条件で最低5回/月は無料となります。
それ以降も「ハッピープログラム」という優遇プログラムを使うと、最大7回/月まで無料となります。
「ハッピープログラムは」5段階の会員ステージがあります。
会員ステージの基準は「お預かり資産残高」か「前月1か月分のお取引件数」です。
会員ランクは以下の通りです。
ベーシック→アドバンスト→プレミアム→VIP→スーパーVIP
スーパーVIPの条件は口座残高300万円以上、または指定の取引30件です。
③他社宛振込手数料0円
楽天銀行は、本支店宛の振込手数料は無料です。
他の楽天銀行の口座に振り込む場合は手数料が無料となります。
私は最近ソーシャルレンディングで振込することが多くなり、1回につき550円取られます。
回数の頻度があがると馬鹿にできない金額となってきます。
振込手数料に関しても「ハッピープログラム」のランクにより、最大で月3回無料になります。
また、給与・賞与・公的年金を楽天銀行の口座で受け取ると、他行宛振込手数料が月3回無料となります。
④楽天ポイントが貯まる・使える
ハッピープログラムに登録すると、銀行の各種取引のたびに楽天ポイントが貯まります。
1回あたりのポイント数は多くないのは仕方ありませんが、
日常的な取引でザクザクとポイントが貯まるのは嬉しいですね。
給与の受取・振込・口座振替でもポイントが貯まる!使える!
ネット証券への即時入金、他行口座からの振込、口座振替などこちらに手数料がかからない場合でも貯まることがあります。
貯まったポイントは、振込手数料、楽天銀行デビットカードの支払い、外貨預金の預入れにご利用いただけます。
⑤スマホで残高照会や振込などのサービスが可能
口座開設後は、楽天銀行アプリでカンタン利用。
残高のチェックや振込を、手元だけで、いつでもどこでもできて便利。
バーコード支払いやATM検索など、アプリならではのサービスも充実しています。
⑥楽天銀行ならではの高金利
楽天銀行は定期的に定期預金キャンペーンを開催しています。
ネット銀行だけあって楽天銀行の定期預金キャンペーンは、メガバンクやゆうちょ銀行と比較するとお得です。
さらに「楽天銀行」×「楽天証券」の口座を連携させることで使える「マネーブリッジ」があります。
楽天証券とマネーブリッジで連携させると、普通預金の金利を5倍まで引き上げることができます。
マネーブリッジは無料ですので、ノーリスクで普通預金の金利を増やすことができるのでお得ですよ。
ただし2021年12月末に楽天銀行でのマネーブリッジ設定での普通預金金利優遇改定のお知らせがありました。
金利を低下させるということで実質の「改悪」が発表されました。
適用日は2022年4月からです。詳しくは下記の記事をご欄ください。
⑦SPUの恩恵がある
楽天市場のSPU付与の条件として楽天銀行の口座で楽天カード利用代金の引き落としをすると
楽天市場での楽天カードお支払い分がポイント+1倍になります。
これはSPUを達成する条件としてはかなり緩いので、お得に楽天ポイント貯めるならぜひやりしょう!
3.楽天銀行のデメリット
楽天銀行のデメリットですが、楽天グループ全般的にいえることですが、問い合わせ体制が非常に悪いということです。
特に新型コロナウィルスの影響で人員削除をしているので、電話をしてもつながりにくい傾向にあります。
4.まとめ
これまで楽天銀行についてご説明をしました。
楽天銀行は知っていてもその中身詳細までは知る方はなかなかいないと思います。
自分が利用している事業者はどんな特徴か?知ることは大切ですよ。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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