今回は当ブログの大きなテーマである「ソーシャルレンディング」。
ソーシャルレンディングの市場規模は拡大しつつありますが、数ある金融商品と比べればかなりのマイナーな部類となります。
そこで今回は「ソーシャルレンディングとは何か?」ということをご紹介するために、いくつかのシリーズに分けて「基礎知識」編として皆様にご説明します。
今回はソーシャルレディングの案件に成功した時、どのように金額を事業者に渡せばいのかお伝えいたします。
(目次)
1.入金方式の紹介
ソーシャルレンディングの入金方法としてデポジット方式と事後入金方式、クイック入金サービスがあります。
それそれ事業者によって入金方法の採用は違います。
①デポジット方式
「デポジット」とは事業者のファンドに投資する場合、投資家は、あらかじめ、投資用資金を、 当該事業者の指定する口座へと預入しておく必要があります。この口座を「デポジット」と呼びます。
つまり入金方式としては「事前入金制度」と捉えてください。
「デポジット」方式の問題点として以下のことがあげられます。
・クリック合戦等で投資できなかった場合、口座に投資資金が残り活用できない
・デポジット口座から引き出す際には出金手数料が発生する
・案件に応募する金額分が事前にデポジット口座になければ、その金額分の応募をすることはできない。
※(例題) 投資金額 200,000円 デポジット口座残高 150,000円 → 残高不足で投資できない
上記の通り投資できないとデポジットに投資金額が長期間残るために資金が活用できない ということです。
出金手数料を無料にしてほしい、という主張は投資家なら誰しもが思いますが、事業者の負担を考えれば
現状かなり難しいと思います。
②事後入金方式
案件応募段階では投資金額は好きな金額を入力でき、案件成立した場合は、指定した投資金額分を
事業者が指定した銀行口座に振り込みをする(手数料は投資家負担)。
もちろん指定された日付の範囲内に行われなけばなりません。
事後入金制度のメリットとして以下のことが挙げられます。
・案件応募段階では事前に投資金額を用意しなくていい
・事業者専用の口座(デポジット)のように長期間投資資金を拘束される心配がない
③クイック入金サービス
事業者がデジポット口座を導入している状態で、インターネット上で、お手持ちの銀行口座から、
専用のデポジット口座へ入金することができるサービスです。
このやり方ですと、オンライン形式となり振込手数料は無料となります。
ただし即時入金を利用するためには提携金融機関でインターネットバンキングの契約をしている必要があります。
2.事業者ごとの入金方式採用公表
ソーシャルレンディングにおける入金方式は説明しましたが、
投資家としては「どこの事業者が事後入金方式なの?ということですよね。」
そこで当ブログでは私が2022年3月段階で実投資している計15事業者で採用している入金方式をお伝えします。
以下の記事では各事業者の入金方式を掲載していますのでご欄ください。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ソーシャルレンディングは入金方式は事業者ごとに違いますので、
始めたばかりの頃は最初のうちはこの事業者の入金方式はは何方式なのか?
迷うことは多々あると思いますが、慣れるとだんだん分かってきます。
ご注意してほしいのは銀行の振込手数料は確定申告時に経費として計上できますので、
振込手数料の利用明細は必ず保管してくださいね。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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