今回はソーシャルレンディング業者である「大家.どっとこむ」についてご紹介をしていきます。
(目次)
1.大家.どっとこむの特徴
「大家.どっとこむ」は2020年10月からサービスが開始された不動産投資型クラウドファンディングです。
運営会社は株式会社グローベルスや親会社であるプロスペクトは不動産を専門に行っており、様々な不動産投資をしています。
不動産投資型クラウドファンディングは収益不動産の運用次第で投資のパフォーマンスに影響がでます。
2021年7月上旬時点の実績は累計募集件数は10件、累計募集金額は5億6,050万円です。
ちなみに大家.どっとこむはブロックチェーン技術を利用したSTOスキームを導入し流動性を高めています。
STOスキームとは?
ブロックチェーン技術を使うことで、運用期間中でも投資家が投資した分を他者に譲渡することができる仕組みです。
つまり投資商品は一度対象案件に出資すると、運用期間中は出資金がロックされますが、
大家.どっとこむの場合はファンドに投資をすると、
株式会社グローベルスがセキュリティトークンを発行し、ブロックチェーン上で管理します。
これにより売買したどちらかの債務不履行を防止できる仕組みもあります。
2.大家.どっとこむのメリット
大家.どっとこむに投資するメリットとして以下のことがあげられます。
①予定分配率は4~7%と高めの設定
最近の不動産投資クラウドファンディングでは、利回りは低下傾向にあります。
その中で大家.どっとこむはいままでの利回りは4.0%~7%の間となっております。
つまり大家.どっとこむは現状、他の不動産投資クラウドファンディングと比べれば、利回りが高いことがうかがえます。
②投資家の損失をカバーする制度を採用している
大家.どっとこむは優先劣後方式を採用や保証会社と連動して保証付きプランを
提供するなどの他ではほぼ採用されていないリスク対策をしています。
さらに大家.どっとこむはクラウドファンディング事業における業務提携契約を株式会社日本保証と締結していますが、
それに加えて買い取り保証契約も結んでいるとしています。
買い取り保証契約を結んでいるソーシャルレンディング会社は他にあるかどうかでしょうか、
それほど大家.どっとこむは他社と比べても安全性を重視していると言えるでしょう。
③最低投資金額は1万円と低額
ソーシャルレンディングの魅力の一つとして少額投資ができることにあります。
ソーシャルンレディングを始めて間もない方は少額投資から初めて流れを掴んでいったほうがいいでしょう。
大家.どっとこむは最低投資額が1万円からなので、お試し投資で実践することもできます。
④出資持分の譲渡が可能
大家.どっとこむの最大の特徴は、STOスキームを採用し案件の運用中でも自分の投資分を他者に譲渡可能であることです。
STOスキームについてはこの記事の最初にご紹介していますので、ご覧ください。
⑤上場企業であること
大家.どっとこむの運営元である株式会社グローベルスは、JASDAQ上場企業株式会社KeyHolderのグループ企業です。
そのため、資本力、反社会勢力との交際、社内監視体制などに一定の保全性があると言えます。
⑥株式優待で1%のキャッシュバックがある
大家.どっとこむのファンドに投資をした金額の1%がキャッシュバックされる特典もあるようです。
ちなみに親会社の企業名は2021年7月に変更されていますが、その要因に関しては様々な考察がありますが、今回は割愛します。
3.大家.どっとこむのデメリット
大家.どっとこむに投資するデメリットとして以下のことがあげられます。
①元本保証がない
投資全般にいえることですが、案件ごとのリスク、事業者リスクが発生した場合は投資した元本は基本保証はありません。
SBISLの場合は日本の大手企業の代表格であるSBIHDが豊富な資金力を駆使して投資家に元本保証をすると発表しておりますが、
投資家の間では他の事業者でも貸し倒れが発生しても元本保証してくれると思い込んでいる節があるので、その点はご注意ください 。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
大家.どっとこむはサービス開始から2021年7月時点ですが、2022年3月現在で案件数は36件となりました。
大家.どっとこむは定期的に案件数を提示してくれるので、
先着方式ですが投資成立機会は大きいと考えております。
あとは投資家の皆様が興味を持たれれば、実際に会員登録をして自身で投資体験をしてください。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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